砂糖の摂りすぎは、虫歯を作るといわれますが。しかし、忘れてならないのは、砂糖はカルシウムの吸収率を低下させるということです。砂糖のおかげで大脳の抑制機能も低下して、精神的にもろくなります。また、頭脳の明晰さが失われ、内臓の機能も弱くなります。
デンプンは、ショ糖・果糖を経てブドウ糖に分解されてから吸収されます。養分として吸収されたブドウ糖がエネルギーになるためには、必ずビタミンB1が必要になります。
白砂糖を摂るとあまりに吸収が早いため、ブドウ糖が一気に肝臓に運ばれます。さらに、肝臓から再度運ばれて血管を巡ります。そのとき、一気に大量に運ばれるために、大量にビタミンB1が必要となります。その結果、ビタミンB1が不足してブドウ糖が完全に燃焼されずに残ったような形になります
そこで、体内の予備アルカリが総動員されますが、そこで中和の役割をするものがカルシウムです。つまり白砂糖を摂り過ぎると、大量のビタミンB1とカルシウムが必要になり、それらはともに欠乏してしまいます。そうすると血液が汚れて酸性になり、諸悪の根源となりかねません。
つまり、甘いお菓子の食べ過ぎや糖分のたっぷり入った清涼飲料水の摂りすぎによって引き起こされることは、頭は鈍くなるし、体はあちらこちら病気がちになるし、害になることが多いといえます。
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