ビタミンBのいろいろ



★ ビタミンB1


 昔はビタミンB1が不足すると「脚気になる」と言われたものです。現在ではあまり聞かなくなった病名ですが、脚気とは、ビタミンB1欠乏症の一つで、ビタミンB1が不足から心不全や末梢神経のトラブルを引き起こしたりします。現代もやはり大切な栄養素です。

 ビタミンB1は、炭水化物の消化、吸収に欠かせません。そのために、もしビタミンB1を含まない白米や、白い小麦粉を使った麺類やパンばかりを食べていたら、さらにビタミンB1が必要になります。その結果、だるくなったり、眠くなったり、けだるい人になります。つまりビタミンB1不足が慢性化すると、その人の人格にも影響がありそうです。

 ビタミンB1は、
芽を出す植物の実にたっぷりと含まれています。すなわち、米ぬかや酵母、穀類の胚芽やゴマ、豆類、木の実などです。食生活においては玄米、半つき米、大豆、黒豆、落花生、ふすま入りのパン、色の濃い野菜類などです。


★ビタミンB2
 ビタミンB2には成長を促進させる力があります。ビタミンB2の不足から口角炎や舌炎になったり、目の機能に影響があるため、白内障になったりします。


★ビタミンB6
 ビタミンB6は脳の働きを助ける作用があります。脳細胞の賦活作用を高めるのです。ビタミンB6が不足すると、筋肉の緊張が低下し、アレルギー性のじんましんなどになりやすくなります。ビタミンB6は玄米や半つき米、小豆、大豆、黒豆などの豆類、精白しない穀類や小麦、黒パン、根菜類、そば、ゴマ、などに多く含まれます。


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★ビタミンB12

 ビタミンB12は貧血を防ぐ作用があり、ノリや昆布、ひじきなどに多く含まれます。腸で合成できますから、整腸作用のある発酵食品を食べることで補われます。天然醸造のみそ、しょうゆ、梅干、たくあん、納豆などを摂りましょう。腸が善玉菌が優勢に保たれ、丈夫になるなら消化、吸収も順調になり、ガンなどから守られます。

 ビタミンB12は循環系の病気や、糖尿病や神経痛、胃潰瘍や皮膚病などにも力を発揮します。全般に血液の流れを助けるビタミンで、とくに高齢者は、血液中のビタミンB12の不足から毛細血管の一部が古くなって破れやすくなります。小さく破れた箇所が多いと、修復が追いつかなくなり、毛細血管が破損して血液が届かなくなり危険な状態になりかねません。

 
海草はビタミン12をたっぷり含み、さらに血液の汚れを取るカルシウムなどを含む素晴らしい食品です。海草を上手に取り入れるのは、賢い食生活となるでしょう。


★ ビタミンB17

 ビタミンB17は別名アミグダリンとも呼ばれ、ガンに効力があるということで注目されています。天然のビタミンB17は、ビワの葉にたくさん含まれ、ビワの葉を煎じて飲むとたいへん胃腸によいことが知られています。また、ビワの種は、葉よりも圧倒的に多いアミグダリンが含まれていますから、この種を何とか食べるのは賢明な方法でしょう。

 ビタミンB17は、梅の実や種、アンズ、レンコン、そばなどにも含まれます。梅干の種のなかの仁の部分はビタミンB17の宝庫です。

■やっぱりお米
■小麦粉は白い?
■緑黄色野菜
■野草はすごい
■果物は野菜の代わり?
■ゴマはカルシウムの王者
■貧血には野菜
■体によい「酢」
調
■ビタミンA
■ビタミンB
■ビタミンC、D、E
■砂糖は摂り過ぎない




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