なくてはならない栄養素、ビタミン



 かつては、「栄養がある」というと「肉と卵と牛乳」が定番のようになっていた時代もありました。しかし、今さらですが、栄養面で重要なのは決して、タンパク質や脂肪、そして炭水化物だけではありません。目立たないし、少量でOKですが、健康体を保つために絶対に不可欠なものがあります。

 それは、ミネラルビタミンです。体内で作られるホルモンと酵素もありますが、ミネラルとビタミンは、毎日の食生活で補う必要があります。なかでもビタミンは、種類がたくさんありますが、代表的なものを紹介します。

 ★ ビタミンA

 ビタミンAは脂肪の代謝にも必要です。そういう意味で、天ぷらに色の濃い野菜を使うのは健康的。普通に調理しても、ビタミンAは栄養価が失われません。
 ビタミンAが不足すると夜間の視力が落ちます。いわゆる「夜盲症」です。また、内蔵の働きが衰え、皮膚が荒れ、抵抗力が落ちてきます。カルシウムの吸収が悪くなって骨が折れやすくなったりします。不妊症や神経障害の原因にもなります。慢性的に足りないと情緒不安定になりがちです。

 ビタミンAを多く含むものは色の濃い野菜で、緑の葉野菜やニンジン、かぼちゃ、ピーマン、シソの葉などに含まれます。捨てられがちな大根の葉やニンジンの葉も、貴重なビタミンA供給源です。


■やっぱりお米
■小麦粉は白い?
■緑黄色野菜
■野草はすごい
■果物は野菜の代わり?
■ゴマはカルシウムの王者
■貧血には野菜
■体によい「酢」
調
■ビタミンA
■ビタミンB
■ビタミンC、D、E

■砂糖は摂り過ぎない





サイトマップ

Copyright 2006 All rights reserved




inserted by FC2 system