貧血の人が増えています。健康な人でも赤血球の数が減っています。貧血には、ビタミンB12や葉酸、ビタミンEや鉄、ビタミンCなども必要です。
重要なのはやはり鉄分です。赤血球のなかには、赤い色素のヘモグロビンがたくさん含まれています。ヘモグロビンは身体の各組織に酸素を運んで供給する役割があります。このヘモグロビンの主成分が鉄分であるため、出血などにより貧血状態になると、鉄分を補足しなければなりません。
子供に食べさせたい安心野菜
鉄分を多く含むのは、小松菜、ニラなどの緑の濃い野菜のほか、ニンジンやニンジンの葉や大根の葉にもたっぷり含まれます。造血には、野菜が大切なのです。野菜に含まれるビタミンCは、タンパク質の消化、吸収に必要なものです。また、ビタミンCには、腸で鉄分を吸収させる働きがあります。
血液を作るのは決して肉ではありません。野菜を軽視することは、自然界の恵みをわざわざ逃してしまうことでしょう。残念ながら肉だけでは、鉄分もカルシウムも不足します。
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